上級者編
~上級者編~
- 形勢判断を正確に行う
形勢判断の材料として、玉の安全性、駒の有効性、手番などがあります。
玉の安全性とは、玉の固さ、主戦場からの距離間で判断できます。玉の守りの基本は金銀3枚で、しっかり守っていることです。
棒銀が成功して飛車が相手玉を睨んでいても、こちらの玉が守られていない単騎状態だと、有利とはいえません。
駒の有効性とは、駒得や駒の効率です。多く駒得できればその戦力差は駒の向きで確認できるが、駒の効率は駒の利きを確認する必要があります。
わかりやすいいうと、初形では角はどこにも行くことができません。いわゆる利きが悪いです。しかし、7六歩とすることにより角の利きが増えます。
そして手番です。手番を握っているときは、指し手は攻めようが守ろうが自由です。手番を握り続け相手に有効な攻めをさせないのが有段者です。
私はこれらを複合的に考え現状の形勢を考えてます。
- 定跡を覚えよう
定跡とはこれまでの先人たちが作り上げた血と汗と涙の結晶で、言うならばその局面の絶対手になります。
定跡を覚えることにより、読みを省く事ができ、時間を有効に使うことができます。
対四間飛車には、急戦で棒銀戦法、4五歩戦法、4六銀左戦法があるように膨大な定跡が存在します。
せめて得意戦法の定跡は覚えておきましょう。
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