格言~飛車・角~
将棋の格言~飛車・角~
今回は飛車、角に関する格言をご紹介します。
- 馬の守りは金銀3枚
馬を自陣の守りに使うと金銀3枚と同じくらいの守備力がある。
- 王飛接近すべからず
王のそばに攻めの要の飛車をおくと、攻防ともに支障をきたす上、何かのときに飛車が犠牲になりやすいので、そのような形は避けるべきだということ。
- 大駒は離して打て
大駒はその駒の利きを最大限に生かし、また相手のあたりを避けるために離して打つほうがいい。
- 大駒は近づけて受けよ
上記説明の逆です。受け側としては、歩などを使い近づけて、あたりにさせること。
- 角交換に5筋は突くな
角換わり戦における5筋の歩突きは、将来的に3九角(7一角)打ちの筋があり馬を作られる展開になります。自陣に隙が生じないよう突いていないほうがいいということ。
- 角の頭は丸い
斜めに良く効く駒だけに、一歩まえに進めない弱点があること。
- 自陣飛車に好手あり
自陣に飛車を打つ手は地味だが有効な手が多い。
- 序盤は飛車より角
序盤はまだ敵陣に飛車を打つ隙がなく、飛車を手に入れたとしての使い道がなく、左右両斜めにきく角は序盤で活躍することが多くので、序盤の飛車角交換は角を手にしたほうが有利です。
- 遠見の角に好手あり
自陣に打たれたいっけん利いてないような角でも、角の利きは受けづらく、のちのち利いてくることがある。
- 飛車は十字に使え
飛車は縦に使いがちだが、縦横に動けるので十字に使うということは、その動きを存分に発揮できること。
- ヘボ将棋玉より飛車を可愛がる
いくら飛車が強力な駒であっても、結果的に玉が取られると負けてしまうため、飛車取りでも諦めなければならないことがある。
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