将棋の格言~歩~
公開日:
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最終更新日:2014/12/07
格言
将棋の格言~歩~
今回は歩に関する格言をご紹介します。対局時に少しでも役にたてれば幸いです。
- 一歩千金
たかが歩と思われがちだが、局面次第では金以上の活躍をしてくれます。
- 金底の歩、岩より固し
金の底に歩を打つことより、横からの攻めは一気に軽減できます。二歩には気をつけましょう。
- 5三のと金に負けなし
先手番では5三、後手番では5七です。敵陣の要所である中央にと金ができると負けにくいというたとえ。最近は穴熊囲いの台頭により、玉までの距離が遠いため使われることが少なくなっているが有利なのは間違いないでしょう。
- 戦いは歩の突き捨てから
上級者向けの格言です。歩を突き捨てることにより相手に一歩与えてしまうが、歩をうわずらせているためスピードが上がり、継続して攻めることができる。
- と金の遅速
端にできた一見遅そうなと金でも、手のないときは以外と速い。じわりじわりと寄せていきましょう。
- 飛車先の歩交換3つの得
持ち駒に歩が増えること。歩がいなくなったのでほかの駒の進出が容易になること。飛車先が敵陣地を直射していること。
- 歩のない将棋は負け将棋
歩は枚数も多くもっとも弱い駒であるため、攻めるにせよ受けるにせよ、歩じゃないと都合が悪いときがあり、歩がないと負けに直結してしまう。
- 横歩取り3年の患い
一昔まえまでは、横歩を取ると飛車を定位置に戻すまで手数がかかるため、むやみに横歩をとってはいけないという格言であったが、最近は主流戦法になっている。
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