今週のNHK杯は名人対竜王おまけ藤井九段
2014年11月30日(日)NHK杯の対局は羽生名人と森内竜王のまさにゴールデンカレーな対局です。
両者の対局なら決勝戦でもおかしくないカードなのに、3回戦目で対局をみれるのは楽しみであり、反面どちらかのタイトルホルダーがここで敗退してしまうことは残念なことです。さらにこの熱戦を解説するのは、将棋ファンから誰よりも愛されている藤井猛九段です。
高視聴率間違いなしの注目の一戦です。
それでは両者の対戦成績を確認してみましょう。
130局行われ、羽生名人からみて73勝57負7千日手。
直近の7対局は、羽生名人の7連勝。
羽生善治名人、2014年度の成績39戦30勝9負。好調、あいかわらずの高勝率をキープ。先日通算1300勝を史上最速最年少で達成。
森内俊之竜王、2014年度の成績30戦10勝20負。不調を感じさせる勝率。竜王戦ではカド番に追い込まれる厳しい状態。
直近や過去のデータをみると羽生名人のほうが有利と言えそうです。しかし、ここで森内竜王が羽生名人に勝つことができれば、自信となり復調の起爆剤として竜王戦も期待できそうです。
今週日曜日の午前中は自宅に引きこもり、熱い戦いと藤井九段の自虐ネタに酔いしれたいと思います。
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