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新宿の殺し屋・小池重明

公開日: : 最終更新日:2014/12/24 プロ棋士

昭和55年から二期連続でアマ名人となり、プロ・アマ戦でプロ棋士を次々と破った真剣師、小池重明

真剣師とは、賭け将棋の賭博によって成計を立てている者のことである。
昨今では取り締まりが厳しくなった社会背景から真剣師という特異な稼業はなりたたなくなっている。

新宿の将棋道場に籍を置き賭け将棋で連戦連勝負け知らずとなり、新宿の殺し屋の異名を持つ凄腕の真剣師として恐れられた。

30代前半でアマ名人を二期連続で獲得し一躍有名になった小池は、雑誌の企画で大山名人と角落ち戦で対局し勝利する。大山名人から「あんたは強いんだから、プロになったらどうなの?」と、プロへの編入の話が持ち上がったが、過去の寸借詐欺、浪費癖、女性問題など素行の悪さが表面化し、プロ編入の件は日本将棋連盟により却下となり、将棋界から身を退いた。

その後、作家で将棋ファンとしても有名な団鬼六を頼りに、再びアマチュア将棋界に復帰する。アマ強豪と対局するが、相変わらずの勝負強さで「新宿の殺し屋、未だ健在」と話題を呼ぶ。

亡くなる数日前に、死を悟った小池は団に将棋の想いを伝え、当時アマチュア将棋界のホープ天野高志と対局するが二連勝を収め完勝する。

平成4年5月、44歳の若さで死去する。

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