格言~王~
将棋の格言~王~
今回は王に関する格言をご紹介します。
- 居玉は避けよ
王を一度も動かさないまま戦いになると、王手飛車の筋があったり、反撃された時にもろいので、何かしら移動したほうがいい。
- 王手するより縛りと必至
終盤において、相手玉が即詰みではない場合、王手をかけるよりも縛りをかけながら必至を狙う方が勝ちにつながるということ。
- 王手は追うて
なんの策もなく闇雲に王手をかけても、相手の王を安全地帯に逃がすだけのことになってよくないということ。
- 王の早逃げ八手の得
敵の本格的な攻撃が始まる前に、手数を使って王を安全地帯へ逃した方が、終盤になって手得につながるということ。
- 王は下段に落とせ
寄せの段階で、相手玉を下段に落としてやると寄せやすいということ。玉を捕まえるための基本。
- 王の腹から銀を打て
終盤の寄せの時には、王将の横に銀を打つと良いということ。相手の玉を寄せるときに有効手段となる場合が多い。
- 王は包むように寄せよ
王手は追うての類義語。寄せの仕方のたとえ。
- 中段玉は寄せにくし
王は下段に落とせの類義語。逃げるときは上部に逃げると捕まりにくいため、下段に落とすように寄せるのがいい。
- 入玉に負けなし
入玉すれば(駒数さえ確保していれば)不敗の体勢となる。また駒は前に進むようになっているので、入玉は捕まえにくい。
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